【温泉地視察】天ヶ瀬(あまがせ)温泉 [大分県日田市] に行ってきました

前回の投稿で、「温泉地 × 泊まれる図書館」の可能性を見い出した、我々、泊まれる図書館プロジェクトの一行。「百聞は一見にしかず」ということで、まずは大分県日田市にある「天ヶ瀬(あまがせ)温泉」を視察してきた。

ここ天ヶ瀬温泉。九州でも知名度としては今ひとつだが、風情のある温泉街と、JRの駅が隣接しているアクセスの良さで、そこそこの人気を保っている。また海外からの観光客受け入れにも積極的で、韓国系の旅行客もチラホラと見かけた。なかでも20軒を超える温泉宿が、玖珠川の両岸にひしめき合う風景は圧巻。「THE 日本の温泉」とも言える、九州が誇る温泉地のひとつであることには間違いない。

福岡市内から、高速を使えば１時間強というアクセスの良さも好印象。という事前情報を頭に入れてから温泉街を周ってみた。

歩いてみて感じたのは、まちの元気のなさ。。旅館の数は多いけれど、お店の数は少なく、あったとしてもシャッターが閉まっていたり。。。通りを歩いている人の絶対数が少ないので、店としても廃業せざるを得ない状況か。

この「ひなびた」感じが、かえって旅愁をそそるのだが、ここを活性化するには数十年単位の時間がかかりそう。。大自然に囲まれて、可能性しか感じない場所ではあるが、旅館経営者や住民の意識としては、現状維持で充分成り立っているから、危機感は感じていない模様。

帰り際、たまたま入ったお店でランチを食べたのだが、天ぷら定食が美味で満腹になりました。ということで、「第１回視察の旅 in 天ヶ瀬温泉」はこれにて終了。温泉地視察の旅はまだまだ続きます！